日本トランスオーシャン航空(JTA)が「木のストロー」の提供をスタート。

2019年10月10日

日本の森を守り、水を守るために。世界的な取り組みであるSDGsにも貢献するプロダクトとして株式会社クレコ・ラボ((東京都港区/代表 興津世禄)が企画・製造し、沖縄の現地法人である株式会社スマパノ(本社 国頭村)が沖縄県内で販売している「木のストロー」。
その木のストローが、2019年10月1日より、日本トランスオーシャン航空(JTA、本社 那覇市)の一部の便において機内サービスに導入される運びとなりました。2020年以降には、現在、国産間伐材を主材料とする本プロダクトに「沖縄県産の木」を用いることを目指しており、地域の森林保全と持続可能な林業の活性化にも繋げて参ります。

 


▲JTAの機内サービスで提供される刻印入り、オリジナル袋入りの「木のストロー」

 

10月4日に行われた記者発表の概要
日本トランスオーシャン航空では、中期経営計画にも掲げられている「SDGsの達成に向けた取り組み」の一貫として、2019年10月1日より、那覇〜福岡便の「クラスJシート」向けの機内サービスとして提供が開始されている「木のストロー」についての記者発表会を、4日、那覇市内で開催しました。

 

 

会見には、同社の執行役員でコミュニケーション部門長の糸数廣氏と、弊社代表の興津世禄が登壇。糸数氏はこの度の導入について、「現在は国産の杉・トドマツを利用しているが、沖縄県産の木材を利用することで地域の森林保全や林業の活性化など地元・沖縄への貢献に繋がれば」と延べ、この取り組みを通じて、地域の課題やSDGsへの関心が高まることを期待。

 

弊社興津は、「木のストロー」の利用を推進する3つのポイントとして、①木は持続可能な素材であること、②日本の水と森を守るために木を使う必要があること、③木という素材の魅力を通じた新しい価値の創造 について述べました。

 

 

会見の会場には、10月1日から実際に木のストローをお客様に提供している客室乗務員も参加し、お客様から「いい取り組みですね」という激励や「いつもより美味しく感じる」という感想、大切に持ち帰る人が半数程度いることなど、早くもさまざまな反響があることが報告されました。

 

今後弊社では、JTA社と共に、沖縄県をはじめとする地域とも連携し、2020年度中に沖縄の木材を使用した「木のストロー」の生産を開始できるよう取り組んで参ります。

 

<サービスの概要>
開始:2019年10月1日より
サービス対象の便:日本トランスオーシャン航空(JTA)那覇発 福岡行き(クラスJシート限定)
*製作する本数の関係上、搭載数には限りがあります
提供される数:1日6便 × クラスJシートの年間利用者数 =年間3万3千人を想定
木のストローの素材:現在はトドマツと杉を利用(季節により変化する可能性があります)