宮古島で電動キックボードの実証実験を実施

2020年2月6日

株式会社Luup(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下Luup)は、「エコの島コンテスト」の一環で、宮古島市と日本トランスオーシャン航空株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役:青木紀将)と共同で、電動キックボードの試乗会を2020年2月2日に下地公民館前にて開催しました。沖縄県において、宮古島での電動キックボードの実証実験は今回が初となります。

 


▲宮古島市での実証実験の様子 ※こちらは市有地において走行をしています。また、電動キックボードは法令上、原動機付自転車に該当します。公道においては、法規制を遵守する必要があります。

 

Luupは、電動マイクロモビリティを包括的に扱うシェアリング事業「LUUP」を、日本社会に安全に実装することを目指しています。本実証実験で用いた電動キックボードは、走行時に排気ガスを排出しないため、利用時における環境負荷は自動車と比較して軽度であると考えられています。電動キックボードのような電動の乗り物の利用を促進することは、持続可能な社会を実現するための環境保護対策の一つとして有効な打ち手であるとLuupは考えています。

 

宮古島市は人と動植物がともに生きていける環境づくりを目指しており、島のサンゴ礁の海は多くの観光客を惹きつけています。観光客の増加は喜ばしい反面、特にクルーズ船での観光客の集中時に車を中心とした交通需要が特定の期間に急増することに伴い、環境負荷及び市⺠の移動手段への影響を生じています。宮古島市エコアイランド推進課は「エコの島コンテスト」を開催し、エコ活動を行う市⺠や団体がその取り組みを発表し、広く市⺠と情報共有するとともに市⺠や団体を表彰することで、「住み続けられる豊かな島づくり」を促進しています。

 

本実証実験は、宮古島が抱える課題の解決と、住み続けられる島を目指す取り組みにおいて、電動キックボードが一つの実現手段として有意義であるという期待のもと、実現しました。本取り組みについて、宮古島市企画政策部エコアイランド推進課の三上暁様から「宮古島市では、エコアイランド宮古島宣言2.0の中で、エネルギー自給率目標を掲げております。市民生活の利便性向上とエコを両立できるのであれば、有効な手段になるのではないかと思います」というコメントが寄せられています。また、JTA宮古島支店からは「排気ガスを排出しない電動キックボードはラストワンマイルの移動手段として宮古島市民、観光客双方にもメリットがありエコと輸送効率が両立できることと期待しております」というコメントをいただきました。

 

●株式会社Luupについて
株式会社Luupは、二輪電動キックボード、高齢者向け四輪電動キックボード、シニアカー、そして電動バイクをはじめとする電動マイクロモビリティを包括的に扱うシェアリングサービス「LUUP」を提供しています。電動・小型・省人なモビリティが街中で利用できるサービスを社会実装することで、短距離移動のインフラを実現することを目指しています。
・URL::https://luup.sc/