沖縄県立浦添工業高等学校が高校生写真、全国大会の頂点に!第22回写真甲子園、全国514校の中から優勝校決定

2015年8月10日

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第22回写真甲子園 優勝校 沖縄県立浦添工業高等学校

 

写真甲子園実行委員会が運営する、第22回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2015」の表彰式・閉会式が、2015年8月7日(金)に、北海道「写真の町」東川町にて行われました。

 

本大会は北海道の大雪山国立公園一帯を舞台に、2015年8月4日(火)~7日(金)の4日間、全国11ブロックから集結した代表18校の写真部・サークルなどから高校生3人1組でチームを組み、テーマに基づいた競技撮影に挑戦。共同制作による作品(組写真)で競い合う本フォトコンテスト「写真甲子園」は、1994年から開催しており今回で第22回を数えます。

 

全国514校の中から見事頂点に輝いたのは、九州・沖縄ブロック代表 沖縄県立浦添工業高等学校、続く準優勝には、四国ブロック代表 香川県立坂出商業高等学校が選ばれました。

 

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表彰式

 

九州・沖縄ブロック代表の沖縄県立浦添工業高等学校は、3年ぶり2回目の優勝。同校は「町民が選ぶ特別賞」  「選手が選ぶ特別賞」も受賞しました。優勝校として名前を呼ばれると、同校の3人の選手は笑顔で登壇。首に下げていた  カメラを手にし、表彰する立木審査委員長にレンズを向けて喜びを表現しながら優勝旗を受け取りました。同校は撮影中に出会った人々や自然風景をカラーで表現。写真から被写体の人柄や息づかいを感じるとともに、審査員から「どこか沖縄を感じさせる」という講評を受けるなど、その高い技術と独特の世界観が評価されました。

 

キャプテンを務める宮平愛美さん(3年)は、「自分たちの力で優勝を勝ち取れてうれしい」と、笑顔で喜びを語りました。同校は人物撮影を得意としており「撮影先の人や選手同士など、たくさんの人とふれあえて楽しかった。撮影中、行く先々でトマトやお菓子などをいただいたのも良い思い出」と話す宮平さん。また、普天間皐月さん(3年)は「3日間大変だったが、優勝したことで今まで応援してくれた人たちにお返しができてよかった」といい、佐和田星さん(2年)は「大会を通じて、人とのコミュニケーションの大切さを学んだ」と話しました。

 

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(優勝校作品より)

 

オフィシャルサイトで本戦大会結果の速報をご覧いただけます。
http://syakou.jp/syakou2015/judgeresult/