2023年12月20日
日工株式会社(本社:兵庫県明⽯市、代表取締役社⻑:辻 勝 証券コード:6306以下、「日工」)は、
この度、最新モバイルプラントのデモンストレーション及び実機見学会「MPメッセIN琉球2023」を実施致しました。
現在沖縄県では、アフターコロナ下でのホテル・観光施設需要の再熱や、各官公庁施設・公共施設の老朽化更新に伴った建設需要が非常に高まりを見せていることから、モバイルプラントの需要の拡大も予想されます。
沖縄県での自走式プラントのデモンストレーション及び実機見学会の開催は業界初の試みとなります。需要を見越し、競合他社に先駆けた今回の見学会の開催によって、さらなる事業の拡大、並びに業界でのシェア拡大が予想されます。
【見学会の概要】
ドイツを拠点に160年の歴史を誇り、政界のトップメーカーであるKLEEMANNの自走式破砕機・スクリーンは、高い性能、省エネルギー、省メンテナンス、コンパクトかつスタイリッシュさの追求された製品です。
一番の特徴は、世界一といわれる燃費効率の高さであり、圧倒的な低燃費と高い処理能力を兼ね備えています。
建設需要の高まる沖縄県で、お客様メリットの高い高付加価値の新技術製品をPRすることを目的に見学会を開催する運びとなりました。
【展示製品一覧】
【見学会の様子】
▼右からMC110i,MR110ZSi,MSC702i
業界初の沖縄での開催とあり、全国各地からご来場いただきました。沖縄での需要の高まりを表していると言えます。
▼お客様の様子(51社96名来場)
アフターコロナ渦での建設工事の再開・活発化に伴い、既設プラントの更新、能力アップをご要望のお客様が多くみられました。将来の仕事量や全体設備投資コストを鑑みられ、自走式プラントを採用されるお客様が増加しております。
【モバイルプラント事業 事業概要】
モバイルプラント事業は2015年に世界販売シェア2位の自走式破砕機メーカー KLEEMANN社(ドイツ)と日本国内での販売代理店契約を締結したことから始まり、2018年4月に事業部が発足しました。製品ラインナップは、この他にTesab社(北アイルランド) 製自走式ベルトコンベア、REDRHINO社(イギリス)製の小型自走式破砕機のほか、自社開発の自走式土質改良機MobixEcoがあります。
モバイルプラント事業の主要顧客は砕石製造業やリサイクル業を営む会社です。日本建設機械工業会によれば2022年度の自走式破砕機の市場は年間112台で、国内破砕設備が老朽化を迎えるなかで、今後もその利便性により増加が見込まれます。
また、国内で台風、地震などの自然災害が起きた際に、多種多様な大きさの破砕機が狭い場所にも入ることを可能にし、ガレキ等の処理にいち早く取り掛かれるため、被災地の素早い復興に貢献しています。
最近では、日本政府のウクライナ支援の一環として、戦災ガレキ処理用にKLEEMANN社製自走式破砕機が採用されました。
今回開催された見学会には、KLEEMANNからアジア地域営業マネージャーも来日参加されました。
▼以下、KLEEMANNアジア地域営業マネージャーからのコメント
世界販売しているKLEEMANNの中で代理店としてNo.1なのが日工だ。代理店の中でも日工の事業スタイルは群を抜いて情熱的で真摯的であり、KLEEMANNからの信頼も厚い。新しく開発された新製品は日本での需要に応えた製品であり、日本の自走式プラント市場日工とともにより発展するだろう。
【日工株式会社 会社概要】
1919年、世界的商社であった鈴木商店関係者により創業。スコップなどの工具製作からはじまり、今日は日本のインフラを支えるプラント機械メーカーとして事業展開を行っています。アスファルトプラントの国内シェアは70%に上り、空港などの巨大インフラから生活道路まで皆様のまちづくりのお手伝いをしています。