沖縄美ら海水族館。1月5日から展示したホホジロザメについてご報告

2016年1月12日

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このたび沖縄美ら海水族館では、世界でも飼育例の極めて少ないホホジロザメの展示を開始しましたのでお知らせいたします。

 

【ホホジロザメ展示】
■展示開始:2016年1月5日(火)
■展示個体:ホホジロザメ(雄)、全長約3.5m
(読谷村漁協定置網より捕獲)
■場所  :沖縄美ら海水族館内「危険ザメの海」水槽
■内容  :
輸送と飼育が非常に難しいとされてきたホホジロザメですがこのたび、当館初の展示を開始することができました。本種は極地を除く全世界に生息するサメで、全長6mにも達すると言われます。映画「JAWS」のモデルともなり、国際的なサメによる人的被害情報のデータベース「International Shark Attack File」においても記録件数が最も多い、まさに危険ザメを代表する種です。世界的にも飼育記録がほとんどなく、本種の生態についての知見も乏しいことから、今後の飼育を通して様々な生態情報が入手できると期待できます。

 

【ホホジロザメの飼育例】
過去にはアメリカモントレーベイ水族館で数か月間、国内では2002年島根県立しまね海洋館アクアスにて4日間の飼育展示例があります。
現在ホホジロザメを水槽で飼育している水族館は世界でも当館のみになります。