2015年7月1日
大和ハウスグループの株式会社伸和エージェンシー(本社:大阪市西区 代表取締役社長:大辻伸幸)は、株式会社PIJIN(本社:東京都中央区、代表取締役:高岡謙二、以下、 PIJIN社)と業務提携し、PIJIN社が開発したQR コードを使った多言語 Web ソリューション「QR Translator(キューアール・トランスレーター)」の販売を2015年7月1日より開始します。
第一弾として、大和ハウスグループの大和情報サービス株式会社が運営・管理している大型商業施設「沖縄アウトレットモール あしびなー」に沖縄県では初めて導入し、今後は一般向けの販売と合わせて、グループ会社が運営・管理している商業施設やホテルなどへ順次導入し、訪日外国人の受け入れ機能の強化を図ります。
本サービスはQRコードをスマートフォンやタブレット端末などで読み込むと、日本語の情報が、各端末で設定されている言語で表示されるものです。
日本国内では 2020 年の予定されている東京オリンピックに向けて、さまざまな多言語対応のサービスがありますが、「QR Translator」は、現在世界で最も普及している O2O(オンライン to オフライン)(※1)の手段である QR コードと、クラウドによる多言語翻訳を組み合わせたサービスで、日本国内では特許を取得、国際特許出願(PCT)も完了させています。
※1. インターネットのWebコンテンツやSNSにおけるサービス(オンライン)を実在する店舗(オフライン)での集客アップや販売促進活動につなげる仕組みのこと
【QR Translatorについて】
看板や印刷物を簡単に多言語化出来できる世界で初めてのソリューションです。
Webサイト上から発行されるQRTコード(※2)を看板に設置したり、文書と一緒に印刷して利用することができます。 ユーザーが自分の携帯端末でコードを読み取ると、ユーザー端末の言語設定を認識して翻訳文を表示させます。
これまでスペースの都合で表記が難しかった施設に、多言語での案内や商品・サービスの説明が掲示できるようになります。すでに「あべのハルカス近鉄本店」や、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®」に隣接する商業施設「ユニバーサル・シティウォーク大阪™」、「コレド室町」などの店舗に設置の他、高松市や仙台市などの自治体でも利用されています。
ユーザーはその都度専用のアプリをインストールする必要がなく、世界的に普及してQR コードリーダーのいずれかを持っていれば、コードの読み取りが可能です。例えば、スマートフォンアプリ「LINE」内のQRコードリーダーでも利用できます。
※2. QRコードと言語を識別するアイコンが一体になったマークのこと
【QR Translator の特徴】
• 文書翻訳が可能なQR コードを簡単に発行できる世界で初めてのWebサービスです。
• コード発行までのプロセスがわずか1 分で完了し、看板や印刷物に貼付してすぐに使用できます。
• 既存の看板等を設置し直す必要が無く、掲載スペースも大幅に節約できます。
• 翻訳者とデザイナーの作業を分離して進められる環境を世界規模で提供します。
• 翻訳はクラウド機能を用い、機械翻訳であれば即時、人による翻訳でもコード発行から約1日程度で反映します。
• 翻訳文章は後から編集(テキスト変更、画像追加など)可能で、その都度QR コードを貼り替える必要がありません。
【対応言語】
19言語(※3)
英語、日本語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、ヒンディー語、タガログ語、マレー語、トルコ語
※3. ひとつのQRTコードには最大で15言語まで表示可能です。
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