2020年10月23日
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、各地域や観光地では割引クーポン等がさかんですが、安売りセールスでは持続性が見込めません。北中城村観光協会では価格のお得感だけではなく「付加価値」を考えたキャンペーンとして地域の飲食店に足を運んで頂くための「キタナカ激辛キャンペーン」を行います
令和2年度北中城村観光活性化助成事業「キタナカ激辛キャンペーン」概要
●企画背景
新型コロナウィルスことCOVID-19の世界的な感染拡大は、沖縄県内の観光業にも深刻な影響を与えています。北中城村の観光についても沖縄県外からの観光だけでなく沖縄県内観光への取組も重要になってきています。
北中城村は本島中部に位置し、北部域からも南部域からも県内観光を呼び込める立地的優位性を持っているため、県内観光の需要も見込めると考えられます。
観光需要創出については、既に様々な地域でクーポンや割引等が行われていますが目先の売上を上げるための「安売りセール」とも言える対策では持続可能な観光メニューとは言い難いのではないか?と考え、北中城村観光協会では安売りではなく新たな付加価値により需要を高め、何度でも毎年でも継続していける持続可能な対策として「キタナカ激辛キャンペーン」を企画。この度、令和2年度 北中城村観光活性化助成事業として採択され、実施することとなりました。
●何故激辛なのか?
持続可能な対策として目をつけたのが、2018年頃から始まり、現在も進行中の「第四次激辛ブーム」です。
1985年の第一次激辛ブームでは湖池屋「カラムーチョ」が誕生し「激辛」という言葉が流行語となりました。1993年〜1999年の第二次激辛ブームはエスニック激辛ブームでタイ料理やインドネシア料理が人気に。2003年〜2010年の第三次激辛ブームではハバネロや蒙古タンメン中本、石垣のペンギン食堂のラー油が人気となりました。そして2018年頃から現在の第四次激辛ブームでは、辛さのバラエティが充実し、花椒、生山椒、カレーリーフ、生胡椒、ゆず胡椒等が人気に。花椒料理を食べる「マー活」なる話題も。またペヤング獄激辛やきそばや、沖縄県産唐辛子を使った「島ネロ」のように、より辛さの強いストロング系激辛商品も人気になっております。
一説によると、第一次激辛ブームは急激な円高。第二次激辛ブームはバブル崩壊、第三次激辛ブームではリーマンショック…という具合に激辛ブームは景気と反比例し、景気が悪くなると激辛ブームになるとの説もあり、新型コロナショックの景気低迷は激辛ブームに拍車をかけるのではないかと考えられます。
また、辛いものには免疫力を高める効果もあり、ウィルス感染症予防に繋がるのではないか。と考えます。
<キタナカ激辛キャンペーン事業概要>
■ 期間:2020年10月29日(木)〜12月29日(火)の期間限定キャンペーン
(「ツーリズムEXPOジャパン」沖縄開催日を皮切りに2ヶ月間)
■ 目的:北中城村への来訪機会を創出すると共に、村内飲食店等の販売促進に寄与する。
■ 特典:キャンペーン参加登録者から抽選で200名に提供店各店で利用できる電子クーポン1,000円分(500円分の電子クーポン2枚)をプレゼント。
■ キャンペーン特設サイト:https://pokepo.net/Special/KitanakaCampaign.html
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