2018年12月26日
ネイティブ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:倉重宜弘、以下 ネイティブ)と、 ゆいまーる沖縄株式会社(本社:沖縄県島尻郡南風原町、代表取締役社長:鈴木修司、以下 ゆいまーる沖縄)は、2018年12月19日に以下のとおり共同で新規事業を推進するための業務提携契約を締結し、2019年3月18日オープンの那覇空港新ターミナル内の新規店舗出店を起点に、沖縄で新たにクラフト・ショップ事業を開始することをお知らせいたします。
1.事業の概要 〜ゆいまーる沖縄との共創事業〜
ネイティブは「地域を共に創る」というミッションを掲げ、地域の魅力の発掘や発信を担う地域メディアの開発・運用や、地産品を使った商品企画など、地域のマーケティングに関わる事業を各地で行っています。沖縄においても2013年より、観光メディアの企画開発や、インバウンド向けプロモーション事業に携わってまいりました。
この度、沖縄の工芸品の販売・卸売で県内有数の実績と信頼を誇る ゆいまーる沖縄と業務提携し、沖縄の工芸品・クラフト市場の拡大と、それに関わる事業者および県内産業の振興に寄与することをコンセプトにクラフト・ショップを立ち上げ、運営を開始します。出店場所は那覇空港新ターミナルの2Fの物販フロアー内で、同ターミナル営業開始と同じ2019年3月18日に開店予定です。
那覇空港は2017年に年間2,097万人の利用者数に達し、2018年には更に大きく増加する見込みです。2020年には新しい滑走路の共用開始も予定しており、アジアのみならず世界からの日本の玄関口としての存在感を益々強めています。国内外から更に多くの沖縄ファンが訪れるこの場所で、沖縄の価値を発信するクラフト・ショップを開設することは、産業振興の観点からも大きな効果が期待できると考えています。
2.業務提携の主旨 〜沖縄のクラフト産業と観光の融合を目指して〜
昨今沖縄では、国内外からの観光客の増加に伴い、独特の文化や伝統、生活環境を背景にしたデザインの手工芸品が、特に女性を中心に人気を博しています。同時に、沖縄出身の方はもちろん、全国各地から沖縄へ移住して活躍する作家の方々も増えています。そうした作家の皆さんに新たな顧客との接点を創出し、活躍の場を広げることに貢献していきます。また、観光客が「行きにも帰りにも立ち寄りたくなる」店舗づくりを目指し、より充実した沖縄旅行のきっかけになる情報発信も積極的に行います。こうした新しいコンセプトの店舗展開を通じて、沖縄のお土産市場の発展にも寄与し、沖縄観光とクラフト・工芸産業の関係を強めることで沖縄観光に新たな価値を生み出すのが最終的な目標になると考えています。
3.今後の展開 〜沖縄をクラフト作家の登竜門に〜
ネイティブは、本事業において沖縄の優れた作家の作品の価値をさらに更に広く国内外に発信するのと同時に、全国の意欲とセンスに溢れるクラフト作家やその志望者が、将来的に沖縄県に移住して世界を相手に活躍できるきっかけとなるよう、沖縄が「クラフト作家の登竜門」として認知される仕掛けづくりをする企画に挑戦していきます。
またこうした企画の主旨にご賛同いただける共創パートナーを募集し、互いの事業の強みや目的を共有しながら、沖縄クラフト産業の発展と観光振興につながる事業を更に拡大させていく予定です。