2020年12月10日
日本の伝統や文化を活かしたおもてなしで旅を楽しくする「星野リゾート」は、沖縄県の生産者を応援するため、紅イモを使ったデザートメニューを提供します。
紅イモは沖縄県を代表する農作物ですが、昨今の新型コロナウイルスの影響で紅イモを使った土産物などの消費が大きく減少しています。例年通りの消費を見込んでいた加工業者は山積みの在庫を抱え、収穫を迎えた紅イモは行き場を失っています。当リゾートでは、フードロスに繋がるこの危機的な状況の回復に貢献するため、2020年7月オープンの「星のや沖縄」をはじめ、沖縄県内の4施設を中心に、全国各地設で施設の特徴を活かした紅イモのデザートメニューを提供します。
背景
星野リゾートでは、新型コロナウイルスの影響をうけ、食品の廃棄や在庫過多が各地で発生している問題をうけて「もったいないプロジェクト」を発足いたしました。まずは、全国の学校給食や外食産業における牛乳の消費量の低下を受けて、5月に「ミルクジャム」の製造をスタートいたしました。そして、来客のもてなしに用いられる茶葉の消費減少を受けて、11月より煎茶とほうじ茶の2種類の味の「界のお茶羊羹」を開発しました。第三弾となる今回は、沖縄県を代表する農作物「紅イモ」に着目。2020年7月にオープンした「星のや沖縄」が位置する読谷村は、県内一の紅イモの生産量を誇ります。しかし、新型コロナウイルスの影響で、紅イモを使った土産物などの消費が大きく減少しています。加工業者は例年の4倍を上る200トンの在庫を抱える状況となり、読谷村の農家からは、出荷量の減少を不安視する声があがっています。当リゾートでは、フードロスに繋がるこの危機的な状況の回復に貢献するため、沖縄県内の4施設をはじめ、全国にある星野リゾートの施設で、それぞれの施設の特徴を活かした紅イモのデザートメニューを提供します。
星のや沖縄 「紅芋ブッシュ・ド・ノエル」
沖縄の食材の新たな魅力に出会える星のや沖縄のダイニングでは、クリスマスシーズンにあわせて、紅イモのブッシュ・ド・ノエルを提供します。色鮮やかな紅イモのペーストを纏ったデザートの中には、あかね芋のブリュレに黒糖のサブレ、タンカンのジュレなど沖縄ならではの食材をふんだんに使用しています。コース料理の終盤に登場するデザートは、ダイニングでの優雅なひとときを彩ります。
バンタカフェ「さくさく紅芋モンブラン」
国内最大級のスケールを誇る海カフェ「星野リゾート バンタカフェ」では、海辺の景色に映えるパフェ仕立てのスイーツ「さくさく紅芋モンブラン」を販売します。濃厚な紅イモのペーストの下には、優しい甘さのミルクアイスと生クリーム、下には空気のように軽いサクサクのメレンゲをあわせました。ホクホクとした紅イモを感じるチュイルも飾った、繊細で可愛らしいモンブランです。
各地の星野リゾートの施設で提供、全国各地から沖縄の紅イモを応援
紅イモのデザートは、沖縄県内の「リゾナーレ小浜島」「西表島ホテル」をはじめ、「アルツ磐梯」「星野リゾート トマム」など、ブッフェスタイルのレストランを持つ星野リゾートの施設での提供も予定しています。県外の施設でも提供することで更にフードロスに貢献し、全国各地から沖縄の紅イモを応援します。
概要
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