2021年4月27日
那覇市安里の人気酒場『大衆酒場 八六(たいしゅうさかば はちろく)※1』(本社:沖縄県那覇市、代表:上原 良太)が、築53年の沖縄古民家を再利用した新業態、沖縄そば専門店『那覇そば処 たからまちがー』を2021年4月29日(木)に、那覇市高良(たから)にグランドオープンいたします。
■沖縄そば専門店『那覇そば処 たからまちがー』オープンの背景
那覇市高良は、沖縄本島の南部、小禄台地の南西部に位置し、沖縄戦後、いち早く栄えた地区。那覇空港から車で、約8分とアクセスも抜群。那覇市高良の閑静な住宅街の中に佇む、築53年、沖縄独自の「角出しRC造住宅(※2)」の古民家をリノベーションした店舗は、実際に、長い間、住居として使われていた場所。お子様連れのご家族からお一人様まで、幅広い世代の方をお迎えできるよう、約50坪の広々とした店内で皆様をお迎えします。
昔のウチナーンチュ(※3)の暮らしが体感できるよう、畳席18席は、間取りや天井は改築せず、そのままの使用。仏壇や棚なども、当時のものを活用しています。モダンな円卓のカウンターテーブル20席を始め、内装デザインは、『大衆酒場 八六』同様、沖縄県宜野湾市の『Arms DESIGN」が、手掛けました。戦後、店主である上原の祖母も、那覇市奥武山で沖縄そば店を営んでいたこともあり、「古き良き、懐かしい沖縄を味わってほしい」という店主の思いが詰まった店舗に仕上がっています。
■沖縄そば専門店『那覇そば処 たからまちがー』の特徴
そんな沖縄伝統の古民家で、提供するのは、無化調にこだわった沖縄そば。「最後まで飲み干せるスープ」をコンセプトに、出汁のベースは、沖縄県産鶏、鹿児島県枕崎市の鰹節を使用。メニューは、「本ソーキそば」、「三枚肉そば」の2種類のみ。小さなお子様からご年配の方まで、幅広いお客様にお楽しみいただけるよう、大・中・小の3サイズをご用意しています。「三枚肉そば」は、税込で400円~、「本ソーキそば」は、税込で500円~とワインコインで手軽にお召し上がりいただけます。
本ソーキと三枚肉は、沖縄産豚を使った自家製。お椀の中で、鰹節、鶏肉と豚肉が混ざり合い最高のスープに変化します。店主の上原がセレクトした、沖縄県内各地のやちむん(※4)でお出しします。また、沖縄そばには、欠かせない紅生姜とコーレーグース(※5)も自家製。テーブルごとに異なったコーレーグースの容器を並べ、遊び心を演出します。季節のお野菜を使った、主役のそばを邪魔しない、ジューシー(※6)とお稲荷もお楽しみいただけます。
これぞ、沖縄時間。長年、住居として使われてきた『那覇そば処 たからまちがー』には、大家さんが愛情を注いで手入れをしてきた、約200坪の庭が併設。皆さんに食べて欲しいとマンゴーやグレープフルーツ、フーチバー(※7)を栽培しています。沖縄そばの出来上がりを待つ間、のんびりと庭の散策も可能。日常の喧騒を離れ、ゆっくりとした沖縄時間をお過ごしください。