シンバホールディングスとカゴメ“食事前の野菜ジュース”でメタボ対策を開始

2015年6月4日

シンバホールディングス株式会社(社長:安里享英、本社: 沖縄県浦添市) とカゴメ株式会社(社長:寺田直行、本社:愛知県名古屋市)は、シンバホールディングス社員のメタボリックシンドローム(以下メタボ)対策の一環として、新たに“食事前の野菜ジュース”に取り組みます。本日、この取り組みのスタートとなる「野菜ジュース贈呈式」をシンバホールディングスにて実施しました。

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厚生労働省が公表した「特定健康診査・特定保健指導に関するデータ」によると、都道府県別でメタボの割合が最も高いのは5年連続(平成20年度~平成24年度)で沖縄県となっています。そこで沖縄県は、健康・長寿の復活を目指し、県民一人ひとりが主体的に健康づくりを行い、家庭や学校、地域、職場等の社会環境に働きかけるしくみ作りに取り組んでいます。また、厚生労働省は、医療費の高騰等から保険加入者のメタボ予防や健康づくりに向けた取り組みに応じてインセンティブを付与する「医療保険制度改革法案」を2015年の通常国会に提出しており、可決されればメタボに関する注目がさらに高まることが予想されます。
 
このような背景を受け、シンバホールディングスは、社員のメタボ予防・改善に取り組みたいと考えておりました。また、カゴメは、今年の1月に、「食前に野菜ジュースを飲むことでメタボの原因の一つである食後の血糖値の上昇が抑えられる」という研究結果を発表しており、この度両社で、“食事前の野菜ジュース”に取り組む運びとなりました。カゴメからシンバホールディングスへ、3ヶ月間分の野菜ジュースを提供し、シンバホールディングス社員が“食事前の野菜ジュース”を実践いたします。
 
本取り組みを通じて、シンバホールディングス社員や沖縄県民の皆さまの、メタボ予防・改善などの健康づくりに少しでも貢献できるよう取り組んでまいります。
※本取り組みは効果を測定・検証するものではございません。

 

両社の本取り組みに対する思い

■シンバホールディングス 代表取締役会長 安里繁信
沖縄県民にとってメタボは大きな問題となっており、弊社では、予てより社員の健康維持やメタボ改善・予防に取り組みたいと考えておりました。
カゴメから発表された「食前に野菜ジュースを飲むことでメタボの原因の一つである食後の血糖値の上昇が抑えられる」という研究内容を知り、食事前の野菜ジュース飲用であれば手軽に楽しんで実践することが出来ると思い、この度の取り組みに至りました。
これをきっかけに、弊社社員の健康への意識が高まり、さらには沖縄県全体が健康・長寿の復活に向けて良き方向に進んでいくことを願っております。
 
■カゴメ 九州支店長 増田和俊
近年、 「ベジタブルファースト」という、野菜を食事の始めに摂ることで、食後血糖値の上昇を穏やかにするという食べ方が注目されています。 弊社では、野菜ジュースでも同様の効果が期待できるかを検証し、食事前に野菜ジュースを飲むことで食後血糖値の上昇が緩やかになる、という結果が得られました。
メタボリックシンドロームは沖縄県だけでなく、全国的にも増加傾向で大変深刻な問題となっており、この研究結果は非常に意義深いものと感じております。
今回の取り組みが、シンバホールディングスの社員の方々や沖縄県民の皆さまのメタボ対策や健康づくりへの関心が高まるきっかけになれば幸甚です。