2019年12月3日
このたび、セイタロウデザイン代表・山崎晴太郎が制作した、沖縄初の県内の織物・染物を用いた、大型クリスマスアートインスタレーション「T A Y U T A I」が、12月1日(日)より、那覇空港国際線旅客ターミナルビルに設置されることとなりましたのでお知らせいたします。
今回のインスタレーションは、クリスマスツリーをモチーフに、沖縄県内の8つの工房で作られた織物(久米島紬、宮古上布、読谷山花織、琉球絣、首里織、喜如嘉の芭蕉布、琉球紅型、知花花織)を使用しています。風に揺らいだ反物が主役になるよう、重力を感じるような要素は骨組みも含め極力排除。またそれぞれ違う反物の柄を際立たせるため、反物の長さにもこだわりました。さらに、複数のサーキュレーターを仕込むことで、室内でも沖縄の風を感じることができるよう演出しています。
ツリーは、12月1日(日)~1月中旬まで、那覇空港国際線旅客ターミナルビル ふくぎホールにてご覧いただけます。*設置期間は変更になる可能性がございます。
「T A Y U T A I」クリスマスツリー概要
・設置場所:那覇空港国際線旅客ターミナルビル ふくぎホール
・設置期間:2019年12月1日(日)~2020年1月中旬
・高さ:約8メートル
作家 山崎メッセージ
2019年10月31日。沖縄文化の一つの象徴である首里城が焼失した。紐解いていくと、この地に脈々と伝わる、様々な工芸や文化芸術が琉球王朝に帰結していく。琉球文化は、多様性を孕んでいる。琉球は歴史の中で重要な交易地とし、国内外の様々な文化との交流を持ち、それらを取り込みながら、自らの文化として昇華させてきた。それは、今まさに、この時代に我々が向き合うべき多様性の体現である。
様々な文化の影響が各産地のテキスタイルに見て取れる。沖縄の8つの産地から集められたテキスタイルは、どれも魅力的で、語るべき物語に溢れている。この作品は、風にたゆたう布のように、軽やかにこの土地の生活を彩ってきたテキスタイルを、ほんの少しの所作を入れ込むことで昇華させたインスタレーションである。その表情は、緩やかに風を受けとめながら移り変わり、決して定着することなく、常に動き続け変化をし続けていく。しなやかな琉球文化を首里城復元への願いと共に、少しでも感じてもらうことができたなら、何より嬉しく思う。
About セイタロウデザイン
セイタロウデザインは、東京と金沢を拠点に活動するデザイン・ブランドコンサルティングファームです。
2007年にグラフィックから始まった事業の領域は、現在では、広告やウェブサイトのデザインから、企業ブランディング、ホテルの開発、伝統産業の再構築まで多岐にわたっています。
アートディレクター、デザイナー、コピーライター、プロデューサー、建築士など、異なる強みを持つメンバーが集まることで、デザイン×ビジネス、左脳と右脳を駆使したソリューションを提供しています。
セイタロウデザイン ウェブサイト:https://seitaro-design.com/
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