Paykeと凸版印刷、多言語対応サービスを拡充

2018年9月7日

25 万点以上の商品登録点数(*)を誇る多言語表示スマートフォンアプリ「Payke(ペイク)」を展開する株式会社Payke(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:古田奎輔、以下 Payke)は、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)とインバウンド向け多言語サービスで提携。インバウンド向け多言語対応サービスのラインアップを拡充しました。 *2018 年 5 月現在

 

昨今、日本を訪れる外国人観光客は増加の一途をたどっており、また国際的な文化・スポーツイベントを控え、今後、訪日外国人観光客のさらなる増加が見込まれます。そのため、自治体や観光業界において、その受け入れ態勢の整備が喫緊の課題になっています。
このような中、商品・サービスを提供するすべての企業においても、店頭表示や商品パッケージ、印刷物などでの多言語対応が求められています。

 

凸版印刷は、「何度も旅したくなる日本」の実現をコンセプトとする「旅道(たびどう)プロジェクト(※1)」を 推進。その一環として、インバウンド翻訳サービス「ジャパリンガル(※2)」や音声翻訳アプリ「VoiceBiz(※3)」、テレビ電話を活用した同時通訳サービス「とーく de TALK」(※4)など、多数の多言語対応ソリュー ションを展開しています。 凸版印刷は本提携により、従来提供してきた多言語対応サービスのラインアップを拡充、インバウンド 関連事業を強化していきます。

 

Paykeは本提携により、自社コンテンツを凸版印刷の持つ多くのチャネルに展開することができるため、全国で急速に高まるインバウンド需要に対応する企業・自治体へのサービス提供機会の創出と、より多くの訪日外国人の利用データの収集・分析が可能になります。今後も、インバウンド需要におけるリーディングカンパニーとして様々なサービスを提供してまいります。

 

■ 本提携により提供を開始するサービスについて
(1) 多言語表示スマートフォンアプリ「Payke」

 

 

「Payke」は、商品のバーコードにスマートフォンをかざすだけで、商品の あらゆる情報を、ユーザの母国語で閲覧できるアプリで、加盟企業数は 1,000 社以上、商品登録点数は 25 万点以上を有しており、「Payke」に情報を登録すれば、日本中どこでも「低コスト」で「手軽」に商品の魅力を多言語で発信することができます。

 

・JAN コードで商品を登録 既存商品のパッケージなどに印刷されているバーコードをそのまま活用。バーコードに紐づけた情報登 録を行うため、現在の商品デザインはそのままに、多言語対応が可能です。

 

・利用データをマーケティングに活用可能 本サービスではユーザの利用状況をデータとして提供。これまで見ることのできなかった、訪日外国人が 「いつ」「どこで」「何を」見ていたのかを知ることができます。自社の商品の閲覧者や、海外での閲覧状況 の分析にも活用できます。

 

・7 か国語に対応 日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語に対応しています。

 

・タブレット端末や説明 POP などの貸出も可能 流通・小売店向けに、JAN コード読取用タブレット端末の貸出と、サービスの説明 POP などの設置サービ スを実施。サービスを早期に導入できます。

 

 

大規模複合施設などにおいて、現在使用しているフロアマップや店舗情 報をあらかじめ登録しておくことで、施設内に掲示した QR コードをスキャ ンすると母国語で施設情報を表示できるサービスです。総合受付などで の案内負荷軽減や店舗の販促ツールとしても利用できます。

 

(3) 飲食店向け多言語メニューサービス

 

飲食店のメニュー表を登録しておくだけで、利用者が QR コードをスキャンすると母国語でメニュー表示が可能なため、従業員が外国語を話せなくても注文受付が可能なサービスです。成分表示にも対応しています。

 

■ 価格
(1) 多言語表示スマートフォンアプリ「Payke」: 商品登録サービス…50,000 円/月~、タブレット貸出
サービス…1 台あたり 3,980 円/月~
(2) 施設案内サービス「MAP-TAP!」: 49,000 円/月~
(3) 飲食店向け多言語メニューサービス: 9,800 円/月~ ※価格は仕様により異なります。

 

■ 今後の目標
凸版印刷は今後、本サービスを流通やメーカーなどに向け拡販、2020 年に関連受注を含め約 2 億円 の売上を目指します。