2015年3月18日
日経電子版上で提供する連携サービス『関連ノート』は、電子版閲覧時に、利用者本人が過去に作成・保存したエバーノート内の文書などから、閲覧中の記事に関連するものを表示します。例えば「訪日観光客の購買力が高まっている」という記事を読んでいる時、以前に保存しておいた「世界各国の休暇」に関するノートが記事の下に現れます。普段目にするニュースと、自分で蓄積しておいた情報が自動で組み合わさることで、新たな気づきを得ることができます。ニュースサイト上で、記事に関連が深いエバーノート内の情報を表示するサービスは、日経電子版が世界で初めてになります。
エバーノート上では、利用者が作成する文書の内容に応じて、関連する日経電子版のコンテンツを表示する『コンテキスト』を提供します。表示されたコンテンツは簡単にエバーノート内に保存したり、作成中の文書に引用したりすることができます。自身の考えを補強したり、刺激になったりする情報を、いちいち検索することなく得られ、資料を効率的に作ることができます。
連携機能は、日経、エバーノート双方とも有料会員の方はすべてを使うことができますが、サービス開始を記念して、期間限定で無料会員の方にも一部お使いいただけるようにします。日経電子版、エバーノート、いずれ側の連携機能も、エバーノートを活用し、情報を蓄積すればするほど、自分に適した情報を得やすくなります。より多くの人に連携機能を体験していただくため、日経は電子版の有料会員の方に、Evernoteプレミアムを1年間提供します。[1]
日経はデジタル事業を成長戦略の柱のひとつと位置づけており、主力媒体の日経電子版は、3月23日に創刊5周年を迎えます。今後はビジネスパーソンが情報を収集・分析したり、資料を作成したりする作業をサポートする、ビジネスで使うツールとしての機能を強化します。
[1]利用法などの詳細については連携ガイドhttp://s.nikkei.com/evnをご参照ください