2018年7月11日
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)、凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、沖縄県における第5世代移動通信方式(以下、5G)を用いた新たな歴史教育コンテンツ配信の実証実験(以下、本実験)を2018年12月に実施します。
なお本実験は、ドコモが沖縄県で実施する初めての5G実証実験となる予定です。
本実験では、法政大学沖縄文化研究所国内研究員の上里隆史氏の監修のもと、三山時代の今帰仁城を再現した高精細な4KVRコンテンツを、5Gを用いてヘッドマウントディスプレイ(HMD)やタブレット端末などに配信することで、修学旅行で今帰仁城跡(沖縄県国頭郡)を訪れる中学生や高校生に対し、今帰仁城の歴史に関する直感的な学習体験を提供します。
また、上里氏によるARコンテンツを使った史跡や出土品に関する遠隔講義を、5Gを通じてリアルタイムにタブレット端末へ配信します。
3社は本実験により、沖縄県各地の歴史再現による文化の継承と観光資源の付加価値向上に貢献するとともに、新たな学習モデルや観光体験の創出、また古琉球・三山時代の学習促進をめざします。
1.実施時期
2018年12月~2019年1月(予定)
2.実証フィールド
今帰仁城跡(沖縄県国頭郡今帰仁村)
3.各社の役割
(1)OCVB: 実証フィールドの選定・調整
(2)凸版印刷: VR・ARを活用した歴史教育コンテンツの企画・制作
(3)ドコモ: 5G実証環境の提供
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