「東大NETアカデミー」のオンライン双方向ライブ授業導入により、 沖縄県与那国町の中学校 国語・数学が全国トップレベルに

2015年8月31日

seiseki

 

株式会社フィオレ・コネクション(本社:東京都目黒区駒場、代表取締役社長:松川 來仁、以下 当社)は、2,100km離れた東京と沖縄県与那国町を結んだオンライン双方向ライブ授業を、小学4年生から中学3年生までを対象に行っています。
これにより、今年度の全国学力テストで、与那国町では小・中学校とも、全科目で全国平均正答率を上回り、全国上位に躍り出ました。

 

【平成27年度全国学力テストで最下位から20位に躍進した沖縄県】
沖縄県は、全国学力テストで例年、全国最下位クラスに低迷しておりましたが、昨年小学生の学力が最下位から24位に躍進、今年度は20位に上昇と、マスコミ等で大きく報じられております。
しかし、沖縄県の中学校は、平成19年度全国学力テスト開始以来、都道府県別平均正答率で全国最下位に低迷し、今年度も全教科とも最下位のままでした。
教育環境の厳しい離島や過疎地の町村の小・中学校では、如何に県平均正答率の水準に達成するか、如何に全国水準までに高めるか、という目標に鋭意取り組んでいるかを考えることが重要だと考えられます。

 

【与那国町での平均正答率アップの背景】
与那国町は、平成25年度からオンライン双方向ライブ授業を本格導入して満3年。確かな足取りで学力が培われ、今年度の全国学力テストで、小・中学校とも、全科目で全国平均正答率を上回っております。

 

特に、与那国町の中学校では、平均正答率が大幅にアップし、国語、数学のA・B問題について、全国トップの秋田県や福井県より、平均正答率が+1~+15.2ポイントも上回り、全国上位に躍り出ております。特に、知識の活用力を見るB問題の正答率の上昇が際立っており、国語B問題では、全国トップの秋田県より+15.2ポイント。数学B問題では、全国トップの福井県より、+6.2ポイントも上回っています。

 

知識の活用を見るB問題の著しいアップは、関係者も「東大NETアカデミー」の現役東大生から学んだ結果ではないかと分析しています。当社が運営を行う「東大NETアカデミー」は、研修を積んだ現役の東大生が講師として授業を行うオンライン双方向ライブ授業サービスです。