沖縄科学技術大学院大学(OIST) が438ノードのSupermicro(R)製スーパーコンピューターを導入

2015年8月18日

沖縄科学技術大学院大学(OIST) が438ノードのSupermicro(R)製スーパーコンピューターをSupermicro(R) TwinBlade(R)およびFatTwin(TM) SuperServer(R)にて導入。OISTの新スーパーコンピューターSangoは、252.7 TFlopsを達成し、3PBのストレージとともに環境保護および持続可能な発展に関する研究用途において利用

 

2015-08-11

本日、高性能・高効率サーバー、ストレージ技術およびグリーンコンピューティングにおけるグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc(NASDAQ: SMCI)は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)における新HPC スーパーコンピューターを構築した事を発表します。本システム、Sangoはライフサイエンス、物理科学、環境科学などにおける発見および技術革新にフォーカスした科学者および研究者に利用されます。OIST Sangoは産業界HPCリーダー各社、Supermicro、DataDirect NetworksおよびMellanoxによるコラボレーションの結晶で、Supermicro 7U TwinBlade(R)および4U FatTwin(TM)計算ノードを低遅延ネットワークおよび超大容量ストレージにて構築されました。Sangoは2015年7月時点のTop500において281位を記録し、OIST研究コミュニティーは、438ノードのインテル(R) Xeon(R) E5-2600 v3 CPUおよびインテル(R) Xeon(R) Phi(TM) 7120Pコプロセッサーを搭載したノードが利用可能になります。本スーパーコンピューターは3PBの高性能DDN(R)ストレージとInfiniband(R) FDR(56Gbps)ネットワークと併せて提供されます。

Super Micro Computer OIST Japanese

「Supermicroは、我々のグリーンコンピューティングソリューション設計・構築サービスによる、OISTの環境保護研究へのSangoスーパーコンピューター提供に携われた事に感謝しています。」とSupermicroのVP/HPC担当GMのTau Lengは述べました。“ このHPCシステムは我々の最新プラットフォームTwinBlade、FatTwin SuperServer、ならびにMellanox FDR(56Gbps) Infiniband、10/40GbEスイッチによりエンドツーエンドインフラソリューションをサポートしています。我々の高性能および高効率システムは、SangoによるOISTへのより強力かつエネルギー効率の良さは、今後何年間もの良い研究加速ツールとなるでしょう。」
「私は、Supermicro(R)、DDN(R)、Mellanox(R)のコラボレーションによるクラスター品質に非常に感銘を受けました」とOISTの最高情報責任者であるTim Dyce氏は述べました。「これらのリソースは、OISTで行われる研究活動を、世界をリードするポジションに置く重要なサポートとなります。」
 
「我々は、OISTという、日本で最も急成長している研究大学の1つとともにHPCストレージ機能において再び協業出来る事にわくわくしています」 とDDN Japan GMロベルト・トリンドル氏は述べました。 「Supermicroサーバー、Mellanox Infiniband、およびDDNの多目的なEXAScalerストレージは、最も要求の厳しいリサーチコンピューティングと科学的データ分析の課題に対処する為の強力で費用対効果の高いプラットフォームをOISTへ提供します。」
 
「Mellanoxは高性能でスマートな柔軟性のあるインターコネクト技術で業界をリードし、EDR Infinibandにて100Gbps性能を、最も要求の厳しいHPC用途にオファーしており、OIST Sangoプロジェクトではこの分野における専門性を強調した」とMellanoxマーケティング部長のGilad Shainer氏は述べました。 「我々のSupermicroとDDNの長年の協業努力は、大規模なスーパーコンピューティングクラスターの開発と導入プロセスを加速します。堅牢で拡張性の高い高性能なインフラストラクチャーを構築するため、パートナーとの今後のさらなる協業を楽しみにしています。」