税額が倍増? 「沖縄ブランド」のたばこはどうなる

2015年5月29日

平成27年度税制改正大綱では、法人税の減税とともに、各種の増税策が盛り込まれています。その中で、消費税の8%から10%への増税どころではない、なんと2倍以上の増税が実施される税金があります。それは「旧3級たばこ」にかかる税金です。

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◇長い「経過措置」が終わりを告げる?
たばこにかかる税は、国税のたばこ税、地方税のたばこ税などがあり、合計すると通常の紙巻きたばこで1000本当たり12,244円。つまり、現在400円台で売られているたばこ一箱(20本)のうち、約245円が税金ということになります。
そして、旧3級たばことは、「わかば」、「エコー」、「しんせい」、「ゴールデンバット」、「うるま」、「バイオレット」の6銘柄。税額は1000本当たり5,812円と通常の半額以下で、一箱あたりの税金は約116円。最も安いゴールデンバットは一箱210円で発売されています。
この「3級」という名称は、昭和60年まで存在したたばこの専売制による等級のなごり。専売制が廃止された際、3級タバコは価格の低い庶民のたばこであることに配慮し、経過措置として税額を低くし、安い値段が維持されていました。
マイナーな存在だった旧3級たばこは、近年のたばこ増税により注目を浴び・・・

 

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