沖縄ケーブルネットワーク株式会社 IoTサービス「インテリジェントホーム」を活用した 民泊での「Connected API」実証実験実施について

2016年7月29日

イッツ・コミュニケーションズ株式会社(以下イッツコム)と、Connected Design株式会社(以下コネクティッド・デザイン)、沖縄ケーブルネットワーク株式会社の3社は、本年4月より「インテリジェントホーム(※1)」サービスの提供を開始している沖縄ケーブルネットワークを通じ沖縄県内の事業者(※2)に対し、民泊での運営効率を向上させる仕組みを検証するために「インテリジェントホーム」と、コネクティッド・デザインが開発したIoT機器をお客さまのシステムに連携できる法人向けAPIシステム「Connected API(※3」(特許出願中)を活用した実証実験を行うことに合意し、8月1日より実験を開始します。

 

itcom

 

民泊を運用する為には利用者に対して「鍵」の受け渡しを行う必要があり、現在は管理人を介して鍵を直接利用者に受け渡し、利用終了後に再度鍵を引きとっており、非常に効率が悪く、また紛失や複製など防犯上の課題も多く、その解決策が求められています。
本実証実験は8月1日から約3ヶ月間、「インテリジェントホーム」システムのホームゲートウェイ、スマートロック(電子錠)、IPカメラ等を設置した沖縄県浦添市の対象物件に対して「Connected API」を活用しこれら課題の解決を図るとともに、民泊運営の負担軽減と効率アップを検証する目的の実証実験となります。

 

今回の実験を通じ、「インテリジェントホーム」並びに「Connected API」の民泊での利便性を検証した後、本格的に業務用システムとして提供を開始する予定です。
以上

 

※1 IPカメラ、スマートロック、センサー、家電コントローラーなどのデバイス(機器)一式を、インターネット回線を経由し、専用アプリケーションを利用してお客さま端末(スマートフォン・タブレットなど)から遠隔でコントロールできるホーム・コントロールおよびホーム・モニタリング型サービスです。
※2本事業者は旅館業の許可を得ており、対象物件は旅館業法としての基準を満たしております。
※3 イッツコムの子会社でありIoTを活用したスマートライフ事業に関するシステムの開発・検証を行うConnected Design株式会社が開発したシステムで、スマートロック、IPカメラなどをAPI((アプリケーション プログラミング インターフェース)経由で操作または状態確認出来るほか、スマートロックで利用できる時限式の鍵の発行なども可能です。

 

≪実証実験対象物件について≫
期間:2016年8月~10月(約3ヶ月間の予定)
所在地:沖縄県浦添市
構造:RC5階建
部屋数:2,3階部(12部屋)
設置機器:ホームゲートウェイ、スマートロック(電子錠)、IPカメラ
*デバイスは追加される可能性があります。