沖縄クロス・ヘッドとオーシーシーが 那覇市IT創造館においてインキュベーション向けITサービスの提供を開始

2019年10月17日

沖縄クロス・ヘッド株式会社(本社:沖縄県那覇市 代表者:代表取締役 渡嘉敷 唯昭 以下「OCH」)と株式会社オーシーシー(本社:沖縄県浦添市 代表者:代表取締役社長 天久 進 以下「OCC」)は、那覇市IT創造館においてインキュベーション向けITサービスの提供を11月から開始します。

 

 

1.背景

那覇市に立地する那覇市IT創造館は、情報通信産業を支援するとともに、企業及び市民のIT(情報通信技術)に関する知識及び技術の向上並びに地域の活性化に資するため設置されたインキュベーション施設です。

沖縄の情報通信関連産業の継続的な成長を達成するため、沖縄県が取り組んでいる「おきなわSmart Hub 構想」等の施策により、那覇市は当該産業の企業立地が大きく進み、商都として栄えてきた歴史からビジネス交流の拠点として、また、空港や港湾に近接する優位性を活かした立地企業のヘッドクォーターオフィスとしての機能(本社機能)の強化が重要視されています。

さらに、沖縄県アジア経済戦略構想に掲げる重点戦略の「アジア有数の国際情報通信拠点“スマートハブ”の形成」、第5次那覇市総合計画に掲げる「ヒト・モノ・コトが集い、育ち、ひろがる万国津梁のまち NAHA」の実現に向けて、旺盛なアジア経済にも目を向けた取り組みは必要不可欠であります。

このような背景から、那覇市IT創造館へ沖縄クラウドネットワークを活用した入居企業向けITサービスの提供を開始し、入居企業がサービスの有効活用により高い付加価値を創出することで、入居企業のみならず地域経済の活性化を目指すものであります。

 

2.概要・特徴

インキュベート施設である那覇市IT創造館を、沖縄県が整備しOCHが管理運営する沖縄クラウドネットワーク(沖縄県内の主要データセンターや沖縄IT津梁パーク等を結び、拠点間の高速通信を可能とする専用線サービス)に接続し、法人向けインターネットの提供等に加え、スタートアップ企業へはOCH・OCC両社が提供する安価で使いやすいSaaS、中核企業にはカスタマイズしやすいデータセンターサービスやセキュアなプリントサービス等、成長過程の入居企業のニーズに合致した幅広いITサービスメニューを提供してまいります。

 

3.今後の展開

OCHとOCCは、今後、那覇市IT創造館に入居する企業へ順次説明会を開催、サービス提供していき、那覇市IT創造館のみならず、沖縄県内その他インキュベーション施設への付加価値向上に向けて、スタートアップ起業を支援できるよう努めて参ります。