国立劇場おきなわ はじめての組踊~Discover KUMIODORI~「二童敵討」11月21日上演!

2020年11月10日

沖縄が世界に誇る伝統芸能「組踊」や琉球舞踊、三線音楽などの公演が楽しめる国立劇場おきなわ(沖縄県浦添市)では、11月21日に「組踊鑑賞教室」を開催します。

 

 

「組踊」とは?

組踊とは、唱え、音楽、踊りによって構成される歌舞劇です。組踊は、中国から琉球王国の新しい国王を任命するためにやって来る中国皇帝の使者である冊封使を歓待するため、18世紀初頭の踊奉行であった玉城朝薫によって創始され、1719年の尚敬王の冊封儀礼の際に「二童敵討」と「執心鐘入」が初めて演じられました。 朝薫は、琉球古来の芸能や故事を基礎に、日本芸能(能や歌舞伎)や中国の演劇からヒントを得て組踊を創りました。朝薫が創作した上記2作品の他、「銘苅子」「女物狂」「孝行の巻」は〈朝薫の五番〉と呼ばれ、現在でも人気のある完成度の高い作品です。
1972年、組踊は我が国の優れた芸能の一つであるとして、国の重要無形文化財に指定されました。また、2010年にはユネスコの無形文化遺産となり、世界的にもその価値が高く評価されています。

 


令和元年6月 組踊鑑賞教室「二童敵討」より

 

初心者でも楽しめる「鑑賞教室」
二部構成となっている組踊鑑賞教室。第一部では、組踊を初めて鑑賞される方も楽しめるよう、人気実演家が組踊の鑑賞ポイントや魅力をわかりやすくご紹介します。第二部では、組踊の創始者・玉城朝薫の代表作で、琉球王国時代、首里城で初めて演じられた作品「二童敵討」を上演します。
是非この機会に、「組踊」の世界をお楽しみください。

 

【あらすじ】

勝連城主の阿麻和利(あまわり)は、天下取りの野望のため邪魔者であった護佐丸に逆賊の汚名を着せて、滅ぼします。敵の一族郎党まで根絶やしにしたと、すっかり安心していましたが、護佐丸の遺児である兄・鶴松と弟・亀千代は、落城のさ中に逃げおおせていました。二人は阿麻和利が野遊びをすると聞きつけ、母親に敵討の許しを乞います。母は二人に父の形見の短刀を授け、つらい気持ちをこらえて送り出します。
阿麻和利一行が酒盛りをしているところに、鶴松と亀千代は踊り子になりすまして近づきます。兄弟二人は、踊りを見せ、酒を注いで阿麻和利を酔わせます。そして隙をうかがい、首尾よく父・護佐丸の敵を討ち果たすのでした。
公演およびチケットの詳細については、国立劇場おきなわホームページをご覧ください。

(URL)https://www.nt-okinawa.or.jp/performance-info/detail?performance_id=2138