“小さな巨人”スズキの経営。

2016年3月1日

 

本書は、浜松市発の中小メーカーからグローバル企業へとのぼりつめた同社のこれまでの歴史を追い、鈴木修氏の経営哲学とスズキが抱える課題、さらにこれからの自動車産業が目指すべき方向性を総括した1冊です。

 

自身を「中小企業のおやじ」と呼び、「生涯現役」を掲げて企業経営に邁進してきた修氏。
氏の独創的な経営と成功の本質は何なのか。
パートナーであるGM(ゼネラルモーターズ)の破綻、VWとの提携解消問題、自身の後継者問題など
次々と襲う危機をどのように乗り越え、それはスズキにどのような影響をもたらしたのか。
本書では氏の人間像に迫り、仕事観・経営哲学を深掘りすると同時に、世界の自動車業界の現状やその中におけるスズキのポジション、成功要因や強み、弱み、競争力なども再考します。
著者は人気・実力ともにトップを誇るアナリストの中西孝樹氏。
現在の自動車産業全体への理解も深まる1冊です。

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