新潟大学。 歯周病が全身に及ぼす悪影響の新たなメカニズムを解明!

2014年5月8日

山崎和久教授らの研究グループは,歯周病の有力な原因菌であるPorphyromonas gingivalisという細菌をマウスの口腔から投与したところ、腸内細菌叢を大きく変化させ、全身的な炎症を引き起こすことを明らかにした。本成果により,腸内細菌と全く異なる病的口腔細菌が腸内細菌のバランスを崩し、その結果、腸の透過性が亢進し、そこから入った内毒素が血流を介して様々な臓器・組織に軽微な炎症を持続させることが歯周病と全身疾患を結びつける有力なメカニズムとして示された。

 

【ポイント】
・口腔内の歯周病原細菌を飲み込むことで、腸内細菌叢が変化することを明らかにした。
・腸管の透過性が高まり、その結果生じる内毒素血症により全身の炎症状態が亢進して、メタボリックシンドロームの根幹にあるインスリン抵抗性を誘導することが示された

 

■資料PDF